'演技本座'キム・ミョンミン"死ぬ直前まで演技ができたら"   2011.02.02,

'朝鮮名探偵'でコミック唐突キャラクター挑戦

俳優キム・ミョンミンがドラマの不敗神話をスクリーンでも継続する雰囲気だ。
ブラウン管での名声に比べてスクリーンでの興行成績は多少残念な思いをしたキム・ミョンミンは映画'私の愛私のそばに'に続き新作映画'朝鮮名探偵:トリカブトの秘密'で興行連打に挑戦する。
先月27日封切りした'朝鮮名探偵'は封切り初週でボックスオフィス1位を占め'ピョンヤン城','グローブ'などそうそうたる競争作をはね除けて興行街道を走っている。 黄金連休正月劇場街で'朝鮮名探偵'の序盤勢いは今後の興行を期待させている。
今回の映画でコミック演技を披露したキム・ミョンミンはシナリオを読んでストーリーの興味深さとキャラクターの魅力に引かれて出演を決めたという。映画の中キム・ミョンミンは朝鮮実学者チョン・ヤゴンを連想させ、シャーロック・ホームズの推理力、さらに粗末ながらもしらじらしい魅力を見せる。あたかも'007''インディ・ジョーンズ'のキャラクターを合体させたような興味深い人物、相性良好を見せるオ・ダルスとの呼吸が笑いを引き出す。



自身が出演した映画に対して普段容赦ない定規を突きつけてきたキム・ミョンミンは封切りを控えて行ったインタビューで"概して満足だ"と評価した。
"ひとまず退屈でないという点で満足に近いです。 この映画は退屈ではだめですね、幸い退屈ではないようです。 シナリオよりもスピード感がある演出という点も満足です。"

今回の映画が今まで惜しかった興行に対するのどの渇きを解けるかという質問に対してキム・ミョンミンは"多くの方々の私に対する期待値が高いからそうでしょうが、事実損益分岐点を超えなかった映画はなかった"と明快に答えた。
"いわゆる滅びたとか損をした映画はなかったです。 基本以上だったがなぜ'面白味がない、苦杯をなめた'そう評価されるのかわからないです。 もちろん興行に成功すれば気持ちは良いでしょう。"

作品を選ぶ時はいつも新しいものに挑戦をするというキム・ミョンミンはコミック演技を披露した今回の映画に対して"コミック演技が他と違う演技ということはない"と言う。 コミック状況があたえる笑いがあるだけ俳優がする演技自体にはコミックと正劇に差がない。 ただ現場が愉快なことに引きずられて必要以上のオーバー演技になることは警戒しなければならない要因という。

'演技本座'という愛称を得て毎出演作に対する期待感を呼びおこす俳優キム・ミョンミン。 彼は自身の代表作を死ぬ前に話せる俳優になることができるように願うという。
"代表作は死ぬ時、死ぬ直前に話せたらいいですね。 その時まで演技ができるならばもう望むことがないでしょう。 まだ私の演技が満足な作品はないです。 今は俳優キム・ミョンミンの代表作を作り出す過程にあります。"

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